「ＬｏＡ」戦役エリア・ウワサ一覧
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回 番号 ウワサ
11「ここだけの話だがな、陛下は最近、夜中に、人を自室に呼ぶことが多くなったらしいぜ。え、何をしているのかって?（声を潜めて）フフ、そりゃあおまえ、男が夜にすることといったら、ククククク」
12「皆さん、聞いて下さい！　私は見たのです！　皇帝陛下は最近、氷菓子に凝っていらっしゃるのです！　だからあんなに食べた後、口が真っ赤っ赤なのです！　本当なのです！　ウキャハハハハ!!」
13「最近、流れている陛下の噂、あれは信用しちゃいけないぜ……ただ、確かに部屋の中から音がするらしい。侍女の話じゃ『バリッ』とか『ボリッ』とか、変な音が……」
14「アシュタール教団には、人の戦闘力を極限まで高める呪法があるらしいですわ。何で知っているかですって？　だって、私、昨日の夢で見ましたもの……」
15「アシュタール教団の大神官ランス様は、本当に素晴らしい力をお持ちなのです。アルフレッド第１皇子の意識を取り戻せるのも、ランス様だけなのです。さあ、あなたも、アシュタールのために祈りを捧げましょう」
16「アシュタール教団の大神官ランス・ハミルトン様は、世界統一のために動いていらっしゃる偉大な方だ！　会ったことはないが、俺にはそれがわかるんだ！」
17「あの、あの、あの……わたし、聞いちゃったんです！　アシュタール教団の大神官ランス様って、死んだ信者を肥料、じゃなかった死霊として使役できるんですって！」
18「アシュタ―ル教団の大神官ランス・ハミルトン様は、ギルガルド帝国を滅亡させることが目的らしいですわよ。えっ、それは誰に聞いたかですって？　ああ、隣のおばさまに井戸端で……」
19「あの……本当かどうか、わからないんですよ……え、あの、あの……アシュタール教団の大神官ランス・ハミルトン様は、帝国の宝を狙っているんです……、あ、噂ですよ、噂！　あの、あの、失礼します！」
110「帝国の宝？　そら、英雄レリウスが使ったっていう『真竜鱗すら紙のように切り裂くことができる剣』のことに決まってるだろうが！」
111「ニコラス・ヴァーゲン……奴の目的は、アシュタールの教義を広めることだけだ。……ただ、その教義の解釈が歪んでいるだけでよぉ」
112「えっ！　ヴァージニア第３皇女様って、帝国の宝、黙って持ってたの？　……でも、帝国の宝っていったい何なの？」
113「ねぇねぇ、知ってる？　アルフレッド様って実は、もの凄いマ○ヒ○トらしいわよ。え？　じゃあジュリアーヌ様はって？　決まってるじゃない！　サ○ィ○トなのよ!?　きゃはははははっ!!」
114「あの『皇女の血杯』の時って、ジュリアーヌ様の血が入っていないものもあったんだぜ。どうしてかだって？　あたりまえだろ？　それだけの血を流してたなら、皇女様は出血多量で死んでいるはずだからだぜ」
115「ジュリアーヌ様は、大神官ランス様を裏切ると、アシュタールの神の怒りに触れて、体が腐って死んじゃうって話だ。ランス様がそう仰ってたぜ。……どこで聞いたって？　そら、あれ、あの……どこだったっけ？」
116「ジュリアーヌ様は、直属の配下に、黒槍騎士団以外の部隊を持っているらしいです」
117「ジュリアーヌ様は、ロフト湖畔で戦った後、帝国を裏切られるそうだ。……他言は無用だぞ！」
118「ジュリアーヌ様……ロフト湖畔の戦いに出る前に、暗殺部隊との戦いがあるそうですわ。おかわいそうに……フフフフフ」
119「ジュリアーヌ第２皇女様には、何人もの影武者がいるって話ですわ。まあ、当然ですわよね」
120「ジュリアーヌ第２皇女様は、帝国に謀反を企んでいるんですって。まあ、あの皇女様ならやりかねないわね」
121「ジュリアーヌ第２皇女様って、共和国側と和睦する気らしいわよ。誰から聞いたって……、そんなのここでいえないわよ！そんなこといったら、私、殺されちゃうわ！」
122「カテリナ様をお助けください！　精霊崇拝者弾圧は、カテリナ様を狙ったアシュタール教団の罠なんです！　このままではカテリナ様が……！　どうか、どうか、お力をお貸しください！」
123「カテリナ様を私は見たんです。それも貧民街で、貧しい人々に自ら手をさしのべておられる姿を……。なぜ、アシュタール教団はあのお優しいカテリナ様を追求なされるのでしょうか？」
124「蒼海都市エウリア市民ってさぁ、カテリナ様こそ次の大神官にふさわしいって……まあ、そうだよなぁ。俺もそう思うぜ」
125「カテリナ・フレーベルは、大神官就任の話を受けるつもりらしいぜ」
126「フィルの年齢、８才っていうのは嘘らしいぜ。本当は、もっと高いらしい。それなら俺でも釣り合うかな？まだ２０才だし……」
127「星旗軍の盟主……たしかアレハンドロっていったっけ？　あいつはさぁ、いざとなったらイーディス王国まで逃げるんだってよ。ほんとかなぁ？」
128「知ってっか？　星旗軍の盟主アレハンドロ・ヴィック・ラルザって、浮遊船を準備してんだってさ……。何のためって？　そら、逃げる準備だよって」
129「星旗軍の軍団長アルフレート・パスウォール様は、高速浮遊船『レダ』を使って、帝都ギル＝ガルス＝ドルを一気に制圧するそうです」
130「星旗軍のガーグは、最強だぜ！　純粋な戦闘力だけなら軍団長のアルフレートを越えるって噂。あれは、まず間違いないぜ！」
131「星旗軍のガーグ様は、アシュタール教団になぐり込むらしい……それも、たったひとりで……」
132「なあ、あんた。『腹をすかせたウルファ』って知ってっか？　最近、蒼海都市エウリアの郊外にちょくちょく現れるってよ？　見に行ってみないか？　まあ、自分が食われちゃうかもしれないがな。わーっはっはっは！」
133「コンスタンシア様の屋敷の地下から毎夜毎夜、悲鳴みたいな声が聞こえるんですって。まるでお化け屋敷みたい……私、友達さそっていってみようかな」
134「コンスタンシア様の屋敷にいった友達が帰ってこないんです。……なんか、お化け屋敷の探索だって、数人で夜、出かけたらしいんですが……」
135「屑鉄都市アルンヘムで騒がれていた失踪事件の被害者が、最近になってぴたりとなくなったんだって。ほんとに良かったわね。でも、誰も帰ってきてないらしいけど……」
136「憂国議会幹部とアシュタール教団との密会が、アルンヘムのとある屋敷で定期的に行われているんだって。……とある屋敷はどこかって?それは、俺ん家のとなりさ！」
137「コンスタンシア様って、あばずれですって！　だって、わかっているだけで、６人の子供たちがいるって……」
138「憂国議会の議長コンスタンシア様って、本当に素晴らしいお方なんです。えっ、奴隷制度を作った?いえいえ、本当は奴隷制度反対派なんですって。コンスタンシア様の侍女がそういってらっしゃいましたもの」
139「アンヌ王女は、実はロベール王の庶子らしいぜ。くくく」
140「ぅいっく！　知ってっか？　アンヌ王女様、またまた、38回目の縁談も断ることになるんだってよ、ぅひっく！　なんたって、アンヌ王女出奔しちまったからよぉ！」
141「アンヌ女王は酒を断っているらしいな。でもよ、俺は聞いたんだ。アンヌ女王が裏でこっそり飲んでるって事をよぉ！真偽はわからんがな……」
142「えっ！　デルキア山脈に行くんですか!?　危険です！　やめて下さい！　あそこはキマイラが棲んでいるんです！」
143「おい、知ってっか？　デルキア山脈でペガサスを見たって噂！　えっ、あそこには昔からペガサスが棲んでいるって？　本当なら俺、友達になれねえかな？」
144「帝国には、代々『浮遊の宝球』を生み出す秘術が書かれた本が伝わっているらしいですね」
145「迷宮都市バルスの領主が、反ジュリアーヌ派に屈したらしいぜ、ハッハッハ」
146「芸術都市キルスの地下には、アールヴの遺産が眠る遺跡があるんです！　だから、戦争なんかやめて、私に調査させてください！　どれだけ、価値のある遺跡か……」
147「そこの兄ちゃん！　この剣はこの世で斬れないものはないって代物だ！　何たってデルキア山脈のドワーフ工房村の作品だからよぉ！　えっ、鎧が欲しい!?　それならこの鎧はどうだ？　どんな槍も突き通さな……」
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回 番号 ウワサ
21エウリアじゃ、いま新興宗教が大流行さ。こんなご時世じゃあ、神頼みしたくなるのもわかるってもんさ。かくゆう俺も、ええじゃないか教に入っててね、あんたもどうだい？
22アシュタール教団神官戦士団には、秘術が伝わっているらしい。なんでもそれは、体重を半分にしてしまうという、女たちにとっては夢のような秘術だそうだ。
23この間の襲撃にクロタール一世陛下はいたくご立腹らしい。カルディー平原を平定した後は、イーディス王国に御親征あそばれるとこのことだが、どうしたものだろうね。
24ランス・ハミルトン様は、なんでもアンヌ王女様の行動を逆手にとられ、利用するとのことさ。それが政ってやつなんだが、大神官とはいえ、そこまでやっていいのかねぇ。
25だめだったか。星旗軍のお偉いさんたちもなにをかんがえているのか。諸侯は憂国議会と手を組むっていうじゃないか。理念を突き通せとはいわないが、憂国議会もねぇ……。
26カテリナ・フレーベル様がアシュタール教団にさらわれたって!?でも浮遊船で連れて行かれたんじゃ、助けられない。え、途中で馬車に乗り換える?
27ヴィッグ侯爵様も討ち死にされて、これから俺たち星旗軍はどうしたらいいんだ?帝国と戦うにしても、新しい指導者が必要だっていうのに、上の連中ときたら……。
28奴隷に賃金を払う?君、経済観念を持たない奴隷に金を渡したところで、結局は無意味に消費するだけだ。それよりも、衣食住を保証してやる方が有意義ではないかね?
29カテリナ・フレーベル様は相手を感情を共有できるんだそうだ。小僧がいっていたことだから信用はできないけどね。でもカテリナ様なら、できても不思議じゃないよな。
210なに？星旗軍の諸侯が帝国への臣従を決めただと！？ああ、なんということだ。気高き共和国の理念は失われてしまったのか。諸君、こんなことが許されていいのだろうか？
211交易商人の話じゃあ、中原のロンディーヌ帝国はずいぶんと疲弊しているらしいぜ。また戦争でもおっぱじめたのかね。これじゃあ、ルタニアには手出しできないとよ。
212昔、文献で読んだことがあるが、今のアシュタール教団の教義は、かつての教義とは違ってるんだよ。昔は自己鍛練という意味合いが強かったんだけど、どうしたのだろう？
213はとこに聞いた話じゃあ、キルパレスにはアシュタール教団のシャドウたちがずいぶんと潜り込んでいるらしいぜ。こりゃあ、一悶着あるね。くわばらくわばら。
214キルパレス領主は、民の安寧を第一に考える良心的な男らしいね。奴隷の酷使によって築かれた財も、その半分以上を医療や教育、技術躍進に費やしているというじゃないか。
215不運なる第一皇子アルフレッドを救う手だては、もはやこの世に存在しない。もし彼のことを第一に考えるなら、彼に関わる事をやめ、その身を聖霊の御手に委ねることだ。
216先住民族ラテスの民は、熱狂的な聖霊崇拝者だ。「我らこそ聖霊に近き民。従わぬ者は救われぬ」と説いたため、歴代皇帝に疎んじられ、奴隷に身を窶すことになったんだ。
217アンヌ王女殿下がまたお見合いするらしいね。相手はアルフレート・パスウォール様って話だが、殿下、ああ言う手合いは大嫌いって聞いた事があるぜ。どうなることやら。
218アシュタール教団にはミハエル・ビュートルビッチって綺麗な神官戦士がいるけど、彼、エルソフィアのミカエル・ジュートルビッチ先生の御兄弟なんですって。ほんとうかしら？
219ロフトの湖畔には、未だに隠れている星旗軍の兵隊さんがいるって話だねぇ。なんでも、おっかない魔道人形から逃げてるんだってさ。あ～いやだいやだ。
220ベルネの帝国軍守備隊は、ジュリアーヌ皇女殿下のお下地を受けてるらしいね。だから、降伏勧告さえすれば、戦いは終るらしいよ。嘘かホントかはしらないけど。
221アルフレート・パスウォールって人は大したもんだね。なきレイモンド侯爵様への義理だけで動いてるっていうじゃないか。いやあ漢だねぇ。あたしゃ惚れちまいそうだよ。
222共和国人は、みんな奴隷にされちゃうんだって。帝国で奴隷解放をいってる人たちは、あたしたちが新しい奴隷になるから古い奴隷は捨てちゃおうと思っていってるらしいの。
223聞いたかい、なんでもガーグの旦那、生きてるらしいぜ。おれぁあの人が死ぬわけはないってずっと思ってたんだ。あの人がいなけりゃ、星旗軍なんて終わりだかんね。
224バハムート信者はおっかないねぇ。気が触れちまうって話じゃないか。狂戦士って直進しかしないっていうけど、どういうことなのかね？
225衝撃！　これがランス・ハミルトン正体だ！　なんと、奴は不死者なのだ。だからこそ、アシュタールの教えに従っているのだ。
226ランス・ハミルトン様はカテリナ・フレーベルをアシュタール神への贄として捧げ、御降臨願う御所存とか。ああ、なんと素晴らしいことでしょう。神の御降臨あれば……。
227私、聞いちゃったんです。ヴァージニア第三皇女殿下は、実は死んでるって。それで、今いるのは替え玉って話なんです。ああ、本当だとしたらどうしましょう。
228暗殺未遂事件で瀕死の重傷を負ったクロタ―ル一世陛下は、来月秘密裏にジュリア―ヌ第二皇女殿下を本国に呼び戻すらしい。どうやら何か重大な『遺言』を彼女に託す様だ。
229黒光宮殿地下の屍体置き場見つかった頭のない屍体は、邪神崇拝者の創り出した死霊という話だ。彼らは夜になると武器を手に、新たな犠牲者を求め宮殿中を彷徨うらしい。
230ランス・ハミルトン大神官子飼いのシャドウたちが、エウリアに集結してるらしいね。なにか大きなことをやろうって腹だろうけど、なにをはじめるつもりなんだろうね？
231オラァ、ロフト湖で漁をしているもんだが、最近、湖の水位が上がっているようなきがするだ。こん間も大戦があったけぇ、なんか、よくねぇことがおきんのかもなぁ。
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回 番号 ウワサ
31あれは１４年前のことじゃった。コンスタンシア様のお屋敷にな、おっきな雷が落ちたんじゃ。そのせいで、お屋敷の地下には今でも大きな穴があいているそうじゃぞ
32ほら、アルンヘムの沖に島があるだろ。最近、あそこに怪鳥が繁殖しはじめたって、俺の知り合いの漁師がいっていたんだ。俺は詳しくは知らないけどね。
33コンスタンシア様のお屋敷で見つかった薬は飲むと発狂してしまうんですって。怖いわねぇ。正常なひとには効かないらしいんだけど、じゃあ、どんなひとなら効くのかしら。
34聞いたかい？なんでもジュリアーヌはバルスの市民反乱を鎮圧するために、黒槍騎士団を差し向けたらしいぜ。あの女狐の事だ。またぁ、血の雨が降るに違いないぜ。
35バルスを襲った浮遊船は、なんでもコンスタンシア様のものらしいねぇ。なぜって、他にあんな浮遊船を持っているのは、帝国だけなのでしょう？
36最近、ジュリアーヌ様は寝不足らしいの。だって、いつも不機嫌なお顔で、眼の下にはクマがあるんですもの。きっと、なにか悩み事があるに違いないわ。おかわいそうに。
37我ら黒槍騎士団の補充兵の中には、アシュタールのシャドウどもが紛れ込んでいるらしいぞ。御同輩、くれぐれも、背中には注意されるが良かろう。
38パルス市民がかかっている疫病は近くによると移るらしいぞ。　しかも、その病魔には城壁も効かないって話だ。まったくそんな奴ら受け入れるなんて、冗談じゃないぜ。
39エウリアのシャドウどもの大半を討ち取ることが出来たが、まだいくらかは生き残っている。彼奴ら、執念深いことにいまだ、ジュリアーヌ様の首を狙っているらしいぞ。
310まあ、ジュリアーヌ殿下のお怪我が完治なされたのですって。殿下がご健在なら、ルタニアなど瞬く間に平らげて下さるに違いないわ。ああ、早く戦が終わらないかしら。
311ニコラスがイーディス王国に現れたって本当かい？　あのお貴族様、いったいなにやってんだかねぇひょっとしたら、もう戻ってこないつもりなのかな。
312黒槍騎士団には、ジュリアーヌに刃向かう裏切り者がいるって話だぜ。誰かは知らないけど、どうせだったら派手に暴れて欲しいもんだね、俺たちの代わりにさ。
313私が思うに、ジュリアーヌは国璽を手に入れたら、これを壊すだろう。何故？　愚問だな。彼女にとって、国璽など必要ないからだよ。滅んだ国になど、興味はあるまい？
314オラァ、ロフト湖で漁師をやってるモンだが、この間の戦の死体が無くなっていることに気づいたんだ。きっと、誰かが埋葬してくれたんだろうなぁ。信心深いこったァ。
315光輝ある我が軍も、落ちぶれたものだ。大半が逃亡兵と傭兵ばかり。かつての威風も失われた。ジュリアーヌ皇女殿下も、さぞやお嘆きのことであろう。
316考えるに、アンヌ王女殿下とジュリアーヌ皇女殿下は、顔を合わせない方が良いのではなかろうか。どうにも、おふたりの御気性は、まったく相容れない様に思えるのだ。
317私は見た！　なんとアルフレート卿がアンヌ皇女殿下に恋文を送っているところを!!　殿下と卿のお見合いの話は本当だったとは。世も末だと思わないか、君？
318我ら竜騎兵には、一撃必殺の技がある。だが、いまではこの技を使える方はアンヌ王女殿下ただおひとりという話。なんとしても体得したいものだ。
319デルキア山脈には山越えのできる峠があるらしいよ。けど、この季節だと難しいかな。だいたい、あそこは魔物もいっぱいいるから、簡単にはいかないだろうね。
320デルキア山脈にあるドワーフの工房村には門外不出の『ちょーへーき』があるんだって。お爺ちゃんの話だと「ちをさき、うみをわかし、やまをうがつ」そうだよ、凄いね。
321私、見たんです！　あの大神官ランス・ハミルトンが、死んだアシュタール信者を操っているところを!!　え、一体どこでですって？決まってるじゃない、夢の中よ！
322一度、狂戦士になっちまった者は、もう二度と元には戻らないそうだ。奴らは苦痛からの解放や純粋な力を求めて信者になったというが……俺はゴメンだね、そんな生き方。
323ここだけの話、キルパレスの例の張り紙、あれはデマだって話だ。何故かって？　教団が町中で異教徒狩りを始めたからさ。ただ黙っててくれよ。次は俺の首が狩られちまう。
324キルパレスのある酒場じゃあ、夜中に奇妙な声が聞こえるっていうじゃないか。弾圧で殺された聖霊神殿の神官たちが死にきれずに化けて出たのかねぇ。ああ恐ろしい。
325邪神バハムート信者は、より強い力を得るために、生け贄を捧げるらしい。狙われているのは9～14歳位の子供で、純粋で穢れを知らない処女か童貞が最適なんだそうだ。
326神の加護を得たものを倒せるのは、同じく神の加護を得たものだけさ。え？　どうやったら神の加護を得られるかって？　……そんなの俺が知るわけないじゃないか!!
327異形を狩り、その血肉を食らうことで、冥狼の血を引くウルファは特殊な力に目覚めることがあるそうな。古い言い伝えじゃ真かどうか分からん
328許せないよな、ランスの奴！　ヴァージニア様を殺すだなんて!!　……なんだ、お前知らないのかい？　ランスがヴァージニア様を殺して操っているっていう噂。
329アシュタール様の力を得たからといって、私にはランス殿の考えがアシュタール様の考えと同じとは絶対に思えん。あんな血を欲するような教えは邪神のものだ……。
330ランス様に従えば、絶大な力を手にすることができます。ですが、それは諸刃の剣。自分を保つことが出来ねばすぐさま異形に身を堕とすこととなるでしょう。
331みんな聞け!憂国議会の議員とその関係者は全部不死者だ。だから、奴らは屋敷や家ごと焼き払わなければ退治できない。いざとなれば、街ごと奴らを焼き払うんだ!!
332フィル様は優れた「夢見」なのだけど、戦役の勃発を知りながら止めることが出来なかったことを、とても悔いていられています。そのため、何度もお父上の最後を……。
333狩人の話だと、エルドの南に広がる森には、霊樹トレントがいるらしいよ。本当かねぇ。まあ、あたしにはどうでもいいことなんですが、平和に暮らせれば。
334憂国議会に下った星旗軍の諸侯は、コンスタンシアの手によって不死者になったらしいぞ。これは早急に手を打たなければならないだろうな。
335どんなに奴隷たちの環境を良くしようとも、バハムートの快楽を忘れさせなければ、信仰は生き続けるだろうさ。それじゃあ、意味がないんじゃないのか？
336いやぁ、困りましたよ。あちこちの街道で山賊が横行しましてね。あたしたち商人は護衛を集めたいんですが、この戦争でしょう？　治安が悪くなって商売あがったりですよ。
337ペルネは星旗軍の本拠になったけど、都市機能からいって早晩、限界がくるだろうね。早々に新しい本拠を見繕うことになるだろうさ、このままだと。
338何でも、バルスの疫病は異形ペリュトンの仕業らしいよ。え、アルンヘムの巨人フォモールも関係してるって？　いやぁ、困ったモンですなぁ。
339コンスタンシアは吸血鬼なのさ。だから、あいつの仲間の首筋には、噛まれた傷があるはずだよ。首筋に痣がある奴には、くれぐれも注意したほうがいいぜ。
340本当です。信じてください！　デルキア山脈にこそ、アールブの遺跡があるんです!!　今度こそ間違いありません！　本当ですったら！　あ、殴らないで、お願いッ!!
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回 番号 ウワサ
41アルンヘム沖の孤島に行きたい？　止めときな。あんた、あそこの海にはクラーケンが出るって噂だ。行ったが最後、帰れないぜ。まあ、船を出す奴もいないだろうけどな。
42最近、アルンヘム沖で遭難する船が増えてるらしいぜ。生き残りの話じゃあ、とてもきれいな歌声が聞こえたってことさ。その歌声は、きっと死神の声にちがいねぇや。
43－
44あっちこっちでクーデターが起こってるから、 みんな殺気立ってるよ。この間も酒場で大喧嘩があったっていうし。このままじゃ、 いつかみんな切れちまいそうだよ。
45おい、聞いたか？　クーデターの首謀者が次々と暗殺されているらしいぞ。誰にやられたかはわからんが、ジュリアーヌかアシュタール教団の仕業だって、もっぱらの噂だぜ。
46－
47新しい王朝を作られた、ジュリアーヌ女王様は、腰を痛められたそうじゃ。なんでもな、左手を失ったことで身体のバランスが崩れたことが原因らしいのじゃが……。
48ああ、聞いたか？　ジュリアーヌは、エウリアをフィル様に戻すんだってよ。もう、引き渡す準備も終わったらしいぜ。これで戦況は一変することになるぜ。
49－
410ジュリアーヌ陛下は、すでに次期皇帝候補の選帝候のひとりに、元帝国の有力貴族を内定したぞ。いったい誰がえらばれたんだろうな？
411おい、 聞いたか！新王朝の次期皇帝候補の選帝候に、現在貴族でないものを取り立てることにしたらしいぜ！ということは、 俺にだってチャンスがあるってことだぜ！！
412なあ、 ジュリアーヌでん……いや、 閣下だったな。 閣下の切り落ちた腕なんだがな、いつの間にか、 消えていたらしいぞ。 これも、 ハミルトンの呪いなのかな？
413－
414へへへ、これが噂の『魔薬』よぉ。どうだ、おめぇも？　えっ、偽物？　違うぜ、これは正真正銘エウリアのバハムート神殿で……おっと、これ以上は秘密だぜ！
415－
416意外かもしれないが、アンヌ王女殿下は裁縫が得意なのだ。ドールハウス職人であられるだけに、手先が器用なのだな。この間も、なにやら大きな布に刺繍をしておられたぞ。
417おい、聞いたかい？　ミハエルの野郎、緑林党をぶっ潰すための秘密兵器を帝都から持ってきたって話だぜ。神官戦士だけで厄介だっていうのに。くわばらくわばら……。
418帝都では夜な夜な、反アシュタールを掲げる貴族たちが会合を開いているらしい。なんでも皇帝陛下に反旗を翻すって話さ。本当のところはどうだか知らないけどね。
419ほら、ミハエルって綺麗な子がいるでしょう？　彼、狂戦士になたってことよ。あんなに綺麗なのに、もったいなわねぇ。あたし、囲っちゃおうかしら。
420古竜の魂を携えし我ら竜騎士に、斬れぬものなど存在しない。たとえ魔人であろうともな。もっとも、それは古竜の力云々というよりも、我等の心意気次第であろうがな。
421この厳冬期にデルキア山脈を超えるだって？おいおい、冗談はよせ。山の魔獣ども、それより何より、吹雪きから身を守る術が無ければ、ただ死にに行くようなものだぞ。
422うい一、ひっく。でるきあ山脈にあるどわ一ふの集落にゃあよお、火の精霊が宿る銘酒『ポカポカ』があるそうじゃよ。ヒヒ、誰かワシのために、とってきてくれんかのう。
423熊にあったら死んだふり!?　おめ、山をなめてねぇだか？いいか、今の時期に歩き回っている奴は、きっと腹空かしてんだ。そんな熊にであったら・・・逃げるのが一番だ。
424祖父の遺言によると、デルキア山脈の奥深くには、口から吹雪のブレスを吐く、巨人の兄弟がいるそうです。彼らの攻撃から身を守るには、耳を塞ぐのが最善だとか。
425ラテスの民承によれば、『第一の太陽登りし日、デルキア最高峰にて鐘を掲げ、煩悩の数だけ鳴らせし者、精霊の祝福を得、新たな力を授かる』らしい。
426我がアシュタール教団は本国より一対の宝剣をもってきた。そのうちの１本はランス様が管理していたのだが……最近見ないのだ。もしかして盗まれたのか？
427神の力をその身に宿すのは『神具』と呼ばれるものが必要らしい。ただ異神の力ならともかく邪神の力を宿してしまうと異形となってしまうがな。
428５年前、教団の宝を積んでたらしい船がオスニアに沈んだ
429オットー様が手に入れた力は、あらゆる魔法を吸収し、自分の力にするというものらしい。
430せいれいのおうさまってしってる？　しぜんのちからのつよいばしょにそれぞれおうさまがいるんだって。うそじゃないもん。おかあさんがそうおしえてくれたんだもん。
431なんでも、かつてガーグ党にいた連中はイーディス王国に渡り、暗黒神官になったらしいぜ。ガーグの兄さんがなくなられて、連中も落ちぶれたもんさ。
432不死者には、死体で操る邪法を持っている奴がいるだってね。で、その邪法から死者を解放するには、生前、なにか縁のある品物が必要なんだとさ。
433エルスタニアには「守護者」と呼ばれる黒い翼のウィングルがいる。
434コンスタンシア・ドルトネークを知ってるだろう？あの婆さん、不死者になったっていうじゃないか。それも、死体を操れるってんだから驚いたモンだよ。
435コンスタンシアの部下が持ってる短剣。ありゃあ、刺した相手に狂気を植え付ける魔法の短剣なんだとよ。刺された相手は、遠からず異形になっちまうんだから恐ぇえなぁ。
436コンスタンシア様にはご息女がおられました。昔はずいぶんとお会いになりたがっていましたのに、最近はおくびにも出されない。いったい、どうしてしまわれたのだろう。
437霊樹トレントには結界をはる力があるんだって。その結界は、 おっかない異形を寄せ付けないって話だよ。本当だよ。 おばあちゃんが昔話でそういってたもん。
438アルフレートに死神が取り付いたんだってよ。なんでも、こうなったら焼き殺すしかないんだそうだ．へっ、罰があたったんだ。売国奴には丁度いいぜ。
439アルフレートが呪いにかかってねこんじまったって？　そりゃおめぇ、呪いの眠りから目覚めさせるには、皇女様の熱～いキッスにきまってんだろ。あれ、逆か？
440エルドの南の森にいる霊樹トレントは、 すでに異形になっているらしい。 今頃、 「穢れた聖地」を作り出してるに決まってるよ。だから狩人たちも森には入らないんだ。
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回 番号 ウワサ
51ザンウェル帝国？　ああ、ありゃあ、すぐに潰れるよ。なんでかって？　ここだけの話、新都市国家連合が不穏分子を送り込んでるからさ。誰にもいうなよ。
52コンスタンシア様のお屋敷の地下にある遺跡はね、むかしの精霊神殿なんだって。なんで地下にあるのかは知らないけど、とっても重要なんだっておばあちゃんがいってたよ。
53－
54最近、エウリアでは干乾びた死体が見つかるんですって。怖いわぁ。せっかくシルヴェスタの方が復位されるっていうのに。これもジュリアーヌのせいなのかしら？
55最近のシャドウは、今までよりも人間離れした技を使ってくる。最近になって異形が多く現れるようになったのと関係があるのかもしれない。
56最近、オットー皇太子殿下は働きづめでほとんど睡眠をとられていないそうだ。まさに次代の帝国を担うお方だ。だが、お身体は大丈夫なのだろうか？
57ジュリアーヌ陛下が、クロタール一世陛下より下賜された三叉の槍には、精霊ヴァルキリアが宿っているそうだが……陛下が血を好まれるのはそのためか？
58は、ジュリアーヌは小さい頃から雪が嫌いでした。なんでも、嫌なことを思い出すといって、雪の日は一日中部屋に閉じこもり、難しい本を読んでいたものです。
59この間、飲みに来たお役人が言っていたことなんだが、ギルガルド帝国の備蓄食料は例年をかなり下回り、餓死者の大量発生が見込まれるらしいぜ。帝国はもうだめだな。
510ザンウェル帝国軍上層部では、ギルガルド侵攻最大の障害は雪だと見ているらしい。まあ、一理あるだろうが、これ以上進めないというのはどうだろうか？
511フォルトゥナ近郊の難民キャンプでは、回復した人々が出て行かず、居座っているらしいぜ。まぁ、バルスが復興しないんじゃ、その気持ちもわかるがね。
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513オットー皇太子殿下には、ご幼少の頃に生き別れになられたお方がいるらしい。詳しくは知らないのだが、どうやら妹君という話なのだが……。おかわいそうに。
514フォルトナ近郊の難民キャンプには、疫病で亡くなられた方々が埋葬されている集団墓地があるのですが、最近そこで怪しい人影が現れるようになったそうです。
515戦況次第だが、ザンウェル帝国は領土内の全男子に徴兵をかけるらしい。拒否すれば死刑だそうだ。え、それはどこかって？　エウリアとフォルトゥナに、オーゼだよ。
516ザンウェル帝国軍の進軍にあわせ、帝都では物価が上昇しているらしい。帝国人とはいえ、下々にとっては可愛そうなことだ。一刻も早く、戦いを終わらせなければ。
517デルキア離宮には、傷によく効く温泉があるんだ。さすがに帝族の避寒地だけのことはあるね。え、混浴かだって？　それは入ってからのお楽しみさ。
518弓は動くものを狙うようにはできていない。だから、竜騎兵や翼人にはあまり効果はないのだが、帝都ではこれを覆す新兵器ができたらしいぞ。注意しろ。
519猟師の話では、オセニア海沿岸の岩場に、デルキア山脈の霊獣が集まるらしいぞ。もっとも、人間なんかが近づいたら、アッという間に殺されちまうだろうがね。
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522鉄甲都市領主マクシミリアン・ハイテ侯爵の奥方は、オットー・メッテルニッヒ公爵の腹違いの姉なんだそうだ。ふたりは政略結婚する以前から、熱烈な間柄であったらしい。
523ふたごのきょじんのおうたには、ふしぎなちからがこめられてるんだって。”ことだまあそび”っていうらしいんだけど。おともだちになったら、おしえてくれるのかな？
524闇雲に力を求めてもいいけど、〝力〟に固執した人の末路は酷いものよ。私ね、こないだ見たの。恋人を殺されて自暴自棄になった男の人が、醜い化け物になった姿を……。
525今生きているカテリナは、実は偽者だったらしい。でも、考えてみると偽者も可哀想だよな。精霊信者を奮起させるためだけに利用されて、用がなくなればポイ、だもんな。
526あなたは稀代の下着泥棒、ハインツ・コワルスキィを知っていますか？数年前に引退したようですが、どうやら彼の現在の屋敷は帝都の近くにあるそうです。
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529教団のメンバーがオスニア海に向かったらしい。なんでも沈んだ教団のたからを引き上げるのが目的らしいのだが……あんな異形がいるようなところに行くなんて、自殺行為だ。
530ディアボロスになる資格・・・・・・・ですか？　そうですね、多くの敵を葬ることです。ああ、でも雑魚は駄目ですよ。そうすれば、ディアボロスになれる・・・・・・かもしれません。
531エルスタニア帝国の守護者？ああ、それならコンスタンシアが戦死した兵士の身体に異形を融合させたヤツだよ。この間、甥っ子に聞いたんだ。
532聖地を確保することは重要だが、それだけでは不死者に対する切り札には成らない。連中が聖地に入るわけにはいかないからな。聖地の効果を持ち運べればいいのだが……。
533ドルトネーク邸地下の遺跡で発見されたエコーズは、古今東西すべての曲を知ってるんだよ。だって、コワルスキィさんがいってたもん。本当だよ。
534聖地は地脈の出発地点にしかできないから、霊樹の苗を植えるだけではそこを聖地にすることは出来ない。でも霊樹があれば魔境とはならないから、意味はあるのさ。
535なんでも、ハインツおじさんの話だと「愛情をもって霊樹を育てたエルフは、『霊樹の寵愛』を得る」らしいよ。ところで『霊樹の寵愛』ってなに？
536精霊使いであれば『聖女の歌声』を使いこなすことができます。けれど、ふつうの人々でもたくさん集まれば、同様の効果を得られるのです。
537アルンヘムじゃ大勢の人が亡くなったんだってね。建物も焼かれ、井戸には毒まで投げ込まれて・・・・・・。話に聞く魔境っていうのは、そういうところかもしれないねぇ。
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539ヴァルキリアに気に入られるには、強い意志の他に、それないの覚悟が必要なのだよ。命を賭してもやり遂げる覚悟……というものがね。この私の様に。
540イグレインって不死者を知ってるかい？　コンスタンシア様に憑依していたフテェヤロウさ。。そいつはエウリアに潜んでいたんだが、いまはアルンヘムに戻ったらしぜ。
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回 番号 ウワサ
61ダチに聞いた話じゃあ、新都市国家連合にはランス・ハミルトンの手下が何人か潜り込んでいるってことだぜ。いったいぜんたい、ヤッコさん、なにしようとしているんだろうねぇ？
62商人ギルドはザンウェル帝国に協力的なんだってね。まあ、連中は商売さえできれば、相手は誰でもいいんだろうけど、だからってあんな連中と手を組む事もないだろうに。
63旧共和国の市民たちは、大抵がフィル・シルヴェスタ様をお慕いしております。ザンウェル帝国と手を組む事は、確かに複雑な思いですが、それも仕方なしと考えてます。
64最近、エウリアの街で騒がれている放火事件は、イグレインとかいう不死者が送り込んだ異形の仕業らしいぜ。畜生、異形どもめ、いつかとっちめてやる！
65ラルザの市民たちは､とある商人から大量の武器を仕入れたらしいぜ。えっ､その資金はどこから出ているかだって？　そんなこと俺が知るわけないだろう
66黒光宮殿の内部構造は、一見複雑に見えるが、要点さえ掴んでしまえば簡単に把握できる作りになっているんだ。神聖帝国末期の建築芸術、その最高傑作ってやつだな。
67ジュリアーヌ殿下はギルガルドを打倒した後、ロンディール征服へ向けて行動なされるようだ。しかし、国力の限界を考えれば、いつ実現できるものやら。
68オットー皇太子殿下は、ザンウェル帝国を討伐した暁には、新都市国家連合と休戦なされるそうよ。さすがは殿下。私ども下々のことをわかっていらしゃるわ。
69オラァ、帝都の近くで農夫をやってるモンだが、今年の冬は随分と暖かくてなぁ。この分だと、大根やら白菜やらは不作になっちまって、どこの農家も苦労すっぺやぁ。
610ジュリアーヌが戦った戦場では、いつも天候に関係無く霧が発生しており、これが戦況の変化に多大な影響を与えている。戦史分析の観点から見て、これは・・・
611黒光宮殿は黒槍騎士が出入り自由だったから、今回のザンウェル帝国との戦いは十分な注意が必要だろうね。もっともそれもいつまで保つ事やら。
612ザンウェル帝国軍には急造の部隊やら、臨時参戦の部隊やら多くて、防寒装備がまともにない連中も多いらしいぜ。これは一儲けできるかもな。
613ギルガルド帝国のハプシス砦は実戦を想定しておらず、防御拠点というよりも建築芸術の面が強いんだ。一度攻囲されたら、陥落は時間の問題だろうね。
614我が神聖帝国が誇るハプシス砦は難航不落の名城。ザンウェルの木っ端騎士どもがいくら束になろうとも、決して陥ちん！　オットー皇太子殿下万歳！　神聖帝国万歳!!
615ジュリアーヌ帝の近衛達は連日連夜の警護でヘトヘトらしいね。まあ、あの皇帝様に付き合うんじゃあ仕方ないけど・・・でも、このままだとやばいんじゃないの？
616ここだけの話、アンヌ様はイーディス王国には戻らないつもりらしいよ。いくら守護者のイーディス様のお願いたって、やっぱり後味が悪いんじゃあないのかなぁ。
617我らは、緑林党の黒光宮殿襲撃を、命を賭しても防いで見せよう。大いなるアシュタールよ、我らの魂に八百万の試練を！そして永遠の戦野へと導きたまえ！
618竜の欠片というものを知っているか？古竜の刻印を失った者が持つといわれている竜の結晶だ。この欠片を持つものはその身に竜を宿す事ができるらしい。
619ミハエル様は、大いなるアシュタールの御加護を離れ、戦乙女の御寵愛をお受けになった。それが良きことかどうかはわからぬが、あの方が強くなられたことは確かだ。
620緑林党が要らなくなる世の中は、本当にくるのだろうか？ギルガルドが滅びても、ザンウェルと新都市国家連合が諍いは続く。いつになったら騎士達は眠れるのだ？
621この戦争が終わったらどうするか・・・なんて考えた事はあるか？とりあえず俺は、戦後処理に力を注ぐよ。ルタニアはまだまだ混沌としているからな。あんたはどうする？
622こわいけものたちのせいで、すみなれたおやまもさわがしくなってきたよ。おともだちもこないし、ぼくらはずっととおくにたびにでることにきめたんだ。ね、にいさん。
623カテリナ・フレーベルが公開処刑から生きのびたのは、実は異形だったかららしい。そうだよな、でなきゃランス・ハミルトンに捕らえられて、生きているはずないものな。
624敵の唄う歌を聴かずにすむ方法じゃと？　ぶわぁっかもがぁ！　そんなこともわからんのか!?　①耳を塞ぐ　②騒音でうち消す　③音を伝わらなくする　などが考えられる。
625アルンヘムとバルスを繋ぐ大迷宮だけど、土と瓦礫を除けば、結構、簡単に再利用できるらしいわよ。こないだ、旅のドワーフの職人が、酒場でそういってたもの。
626教団が操る死霊兵団はすごいね！　でも、ここだけの話、一度にあれだけの死霊を指揮するのは難しいって話だ。だから他の死霊に命令を下す隊長みたいな奴がいるそうだぜ。
627大神殿の構造、ですか？　中心に幹部たちの部屋が設置され、その周りを取り囲むように衛兵などの部屋が用意されているようですね。攻めるときは大変ですよ？
628このあいだ門番が変なことをいってました。帝都から出ていないはずのランス様が帝都の外から帰ってきたって。そんなの別の門から出たに決まってるじゃない、ねえ？
629ランス殿は密かにギルガルドを離れる準備をしていらっしゃるとか。なんでも、「この地での役割はもう充分果たした」と仰っているというのですが……
630…俺、この間、変なものを見たんだ。この前、ギルガルドとザンウェルが戦った場所から、いくつかの人影が帝都の方に向かっていったんだ。嘘じゃないって信じてくれよ。
631アルンヘム沖の孤島にいる精霊エコーズの呪歌は「精霊を呼び寄せる」事ができるらしいよ。もし本当なら、すごいよね！　だって、いろんな精霊を見られるんだもん。
632知ってるかい？　イグレインは何十kmもの距離を一瞬で移動できるんだぜ。ただ、聖地みたいな精霊の力が強いところには近寄れないらしいけど、厄介なことだよな。
633デルキア山脈には聖地があったんだが、そこの精霊が解放された事により、カルディー大平原のあちこちで精霊の活動が活発になったらしいぜ。
634なんだか新都市国家連合もボロボロだな。このままじゃあ、次の戦乱の火種はここからでそうだぜ。早いとこザンウェル帝国と話をつけないと、どうなる事やら…。
635イグレイン達不死者の軍勢は、エウリア戦役が終わったら一旦は姿をくらますつもりらしいぜ。連中、俺達に「いつ襲われるかわからない」と思いこませるつもりらしい。
636イグレインには『最適体』って相性のいい身体があるらしいだが、この最適体は、どうやら１体だけじゃないらしい。どこかは知らないが、予備があちこちにあるらしいぜ。
637ケンタウロス氏族「荒野を駆ける者」の族長エルーザは、戦乱が治まるまでは戦うつもりらしい。中原から遠路遥々来たっていうのに、休まなくて大丈夫なのかな？
638昔、ガーグの兄貴から聞いたんだが、アルフレート・パスウォールの初恋の相手は、エヴァ・エデンス大神官なんだと。まあ、家族みたいな仲だから、何もなかったそうだが。
639「真に心が通じ合った戦士と精霊使いが協力すれば、退魔力を宿した武器が生まれる」んだとさ。昔、俺の爺様がそういってたが、戦士と精霊使いじゃないとだめなのかな？
640思うに、アルフレート・パスウォールは自分の「運命」を理解していたのではないか。友と戦わなければならない運命を消極的な態度をとるのも、その為なのかもしれない。
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