「聖戦の紋章」セツ・ドロレス／履歴など
■第１回■
■アクション：
■サポートシート
■リアクション：１１Ａ ─月下の咆哮─ 美しき偶像 睦月透也Ｍ
■コメント：
●申し訳ございませんが、血脈や設定による特殊アビリティの配布は規約により、行うことができません。他のお客さまとの間に、マスタリングによる明確な格差を生み出さないための措置とご理解ください。ただし、設定ではなくアクションによってならばアビリティを獲得できるかもしれません。色々と試してみてください。
●北米吸血鬼勢力の現状
現在の北米の吸血鬼勢力にはトップが存在しません。最近、カナダでかつてのトップである『皇帝』カイン・グレゴール発見の報が流れましたが、カインが吸血鬼勢力を束ねようとしている形跡は存在しません（特定の個人に接触している可能性はありますが）。
また、北米の吸血鬼には大きくふたつのタイプが存在します。ひとつは闇に紛れて人の血を啜る古いタイプの吸血鬼（ノーブル）。もう一方は、望まずに吸血鬼と化してしまった人の心を持つものです（ニオファイト）。
「アベルの兄弟」はこのような新しいタイプの吸血鬼たちを保護していますが、ノーブルの吸血鬼たちは逆に「アベルの兄弟」へは非協力的です。何故なら、ある意味では当然のことではあるのですが、誇り高いノーブルたちは、非力な人間と同列視されることを極端に嫌うからです。
なお、補足として、古い吸血鬼は古ければ古いほど、吸血による勢力拡大を好まない傾向があります。何故なら、彼らは自分の眷族が力を蓄えた暁には、自分を裏切ることを知っているからです。年齢による世代交代の無い彼ら自身も、そうして今の地位と力を得たのですから……。
■感想＆その他
うーん、東海岸方面は人数が少ないのか扱いがめちゃ小さい感じ・・・というか１リアに詰め込みすぎ（笑）
なんとなくカインご一行が話の本筋っぽく見えて吸血鬼関係はおまけっぽいなぁ〜。
さてはてどうしたものか？
■第２回■
■アクション：
■サポートシート
■リアクション：
■コメント：
●「影響力」は基本的に他者の注目を集めるアビリティのため、レベルによっては一般人の戦意を失わせることも可能ですが、魔人の戦意を失わせるためには「話術（幻）」などと組み合わせる必要があります。なお、その際はアクションやその場の状況によって成功の度合いが変化します。
●吸血鬼王国の状況
今回、あなたの提唱をきっかけを行われたノーブルの会合での正式認定事項です。
▼当面は自他共に認める実力者のみで構成される、評議会で王国を運営する。
▼対《天使》行動に関しての協力。その間の同志による抗争は凍結する。
▼自他共に認める形で、王国における爵位を設定する。
なお、ノーブルたちは『Ｄの後継者』の吸血鬼狩りを重く見ており、彼らに報復攻撃を行うことを決意しました（多数決による結果です）。その方法とは、『Ｄの後継者』にメキシコ湾の洋上に停泊している客船において王国が会合を行うという情報を流し、そこを襲撃するというものです。王国の一員としてのあなたの選択肢はふたつあります。報復を支持するか、報復を支持せず止めに入るかです。襲撃に際して用意されたのはスレイブ50体、ヴァンパイア10名です。
●王国での爵位は基本的に自己申告してください。爵位は「公爵」「侯爵」「伯爵」「子爵」「男爵」です。選択基準は実年齢、吸血鬼関係の血脈の所持、王国に対する貢献度などを参考にしてください。ただし、この場合の爵位はあくまで吸血鬼社会でのステータスであるため、高い爵位を持っていても自由に兵を動かせるわけではないので注意して下さい（兵を持つ評議会の有力者たちと協議する必要があります）。
■感想＆その他
■第３回■
■アクション：
■サポートシート
■リアクション：
■コメント：
●今回の懇親会に出席したのは、「ノスフェラトゥロビー」の活動に理解を示す政府関係者でした。『アベルの兄弟』はトワイライト・キングダムを警戒しており、出席を拒否しました。なお、ニオファイトに明確な代表は存在せず、『アベルの兄弟』がそのいい分を代行している形となっています。
●『Ｄの後継者』の正体が《天使》であったことを受けて、評議会のノーブルたちは激しく動揺しています。現在、評議会はその対応に紛糾しており、「この機会に追撃するべきである」という意見と「ここは様子を見た方が賢明である」とのふたつの意見に分かれています。なお、ガブリエル派《天使》の追撃に動く場合は、追撃を主張するノーブルたちから10体のスレイブを貸し受けることができます。それと、今月の評議会で王国の名称が『トワイライト・キングダム』に決定。
また、その戦闘能力で王国に貢献したものに対しても、「騎士」の位が贈与されることが認定されました。
●セツ・ドロレスの『トワイライト・キングダム』における爵位は、「侯爵」として評議会に認定されました。これにより、ボーナスアビリティ「爵位：侯爵」を入手しました。
■感想＆その他
■第４回■
■アクション：
■サポートシート
■リアクション：
■コメント：
●幕ノ内刃夜（903929）から、ヴァチカンの対《天使》軍からの申し出を受け、吸血鬼勢力も対《天使》という形で人類と協力して欲しい、という内容の働きかけがありました。なお、刃夜は自分からヴァチカンサイドへ話しを通しても構わないともいっています。それと、彼の弟である幕ノ内朔夜（903929）が北米で対《天使》軍を立ち上げています。こちら側からも協力の話しが持ちかけられており、大企業である幕ノ内グループの資産を利用した、対《天使》行動時の物資の補給が期待できるかもしれません。
●テキサス州ヒューストンに吸血鬼の自治区を開設されました。あなたの行動によって、吸血鬼たちが自治区へと集結しつつありますが、吸血鬼至上主義者であるノーブルたちはテキサス入りを拒否した様子です。その明確な理由は不明ですが、彼らは己の保身を第一に考えている節があります。或いは《天使》の攻撃が己に飛び火することを避けようと画策しているのかもしれません。
●あなたの予想に反し、対《天使》を前面に打ち出しても合衆国の本格的な協力を得ることはできませんでした。
現在の合衆国では、《天使》はテロリストと認定されています。そして、吸血鬼はあくまで吸血病に感染した人間と扱われているのです。『何故、テロリストと傷病者を戦わせる必要がある？』というのが、ホワイトハウス側の見解であり、吸血鬼が人権を得た弊害として、思い切った超法規的措置は期待できなくなっているというのが現状のようです（この辺りが魔人と非魔人の明確な意識の差ともいえます。理解し難い超常的な事象は、分かり易い日常の事象に置換されてしまうのです）。
■感想＆その他
■第５回■
■アクション：
■サポートシート
■リアクション：
■コメント：
●政府との交渉の結果、テキサス州を独立国にすることはできないが、吸血鬼自治区をテキサスから独立した新たな州と認定することは可能であるとの返答を得ることに成功しました！ ただし、州とはいっても外界との往来には厳しい検問体制が敷かれること、最初の州知事には政府が任命した人間が赴任することが前提条件として提示されています。その代わりに、政府は独立州内部には一切干渉をしません（ただし、州法はきちんと制定して欲しいとのこと）。また、独立州は原則的に吸血鬼のみが居住できる州ということになります。なお、『混乱の塔』の影響で政府機能は完全に麻痺してしまったようです。
●吸血鬼自治区が《天使》の大規模破壊兵器『魔神砲』の直撃を受け、大きな損害を被っています。
特に行政区画に被害は甚大であなたも重傷を負っています。また、米国全土で発生した霊的異常現象により、吸血鬼が吸精によって食事をできないという深刻な事態が発生しています（『混乱の塔』に霊力を吸われて昏倒した人間からは霊力の補充ができません）。これを重く見たノーブルたちは対《天使》軍と共に、人間から霊気を吸収し続けている『混乱の塔』を停止させるべく挙兵を決意。その戦いは米国の吸血鬼の存亡を賭けた総力戦になるであろうことが予想されます。
●ロサンゼルスで決行される大反抗作戦に参戦予定兵力の内訳は以下の通りです。
▼対《天使》軍 50人
幕ノ内グループを中核とする魔人組織。
▼『トワイライト・キングダム』 2000人
各ノーブルの私軍の寄せ集めで、大多数はスレイブ。統制は今ひとつ。
▼米軍残存兵 200人
近隣の基地から合流した軍人。いずれも魔人である。
▼極北妖魔 30体
『セドナの娘』率いる妖魔群。友軍扱い。
▼アベルの兄弟 300人
能力的に戦闘は不可能。後方支援を担当。
■感想＆その他
■第６回■
■アクション：
■サポートシート
■リアクション：
■コメント：
●オーヴァーロード作戦の第一段階は成功を修め、ロサンゼルスの市街地から《天使軍》と『カインの使徒』たちは、
『死せる都』へと後退していきました。しかし、新たな問題が生じています。シナイ山の『契約の大門』から侵入した『堕天使軍』と『大黄』（特殊工作部隊）が散発的な小競り合いを続けているのです。なお、『大黄』（特殊工作部隊）の長である《幻惑の》左慈元放は対《天使》軍を無視して行動しています。そして、それよりも厄介なのは機動要塞『ティアマト』の存在です。『ティアマト』が機動している限り、大部隊を『混乱の塔』に向わせることはできないでしょう。
●ここに３つの選択肢があります。
▼「〈システム〉をそこに属する世界ごと消滅させる」
▼「この選択をした魔人のみが記憶と能力を維持したまま、次の世界に誕生する」
▼「世界から破壊の痕跡一切を取り除く。ただし、魔人の数は激増するため《預言者》の発生率も増加する」
皮肉なことですが、カインが〈システム〉に抗うために集積した『混乱の塔』の膨大な霊力を用いれば、上記のような選択も可能となります。答えを決定するのは、『塔』を制した魔人です。ですが、意見することも無駄ではありません──あなたの選択は？
■感想＆その他
■第７回■
■アクション：
■サポートシート
■リアクション：
■コメント：
●合衆国の世論は吸血鬼を含む魔人を英雄視する方向に流れつつあります。この流れが一過性のものになるか否かは、今後の政治活動次第となるでしょう。いかにして吸血鬼の危険性を揉み消すか、これが今後の焦点となるかもしれません。
■エピローグ「シニカルジョーク」
世界規模で行なわれた《天使軍》との戦闘が終了してから二週間が経過した。ロサンゼルス市街の復興は他よりも遅れている。あれだけの激戦が繰り広げられたのだ、まぁ無理はないだろう。そう、思う。
荒廃した街並みを歩けば、あのことに思いが至った。あのこと？ 決まっている、『３つの選択』のことだ。今でも腑に落ちない部分がある。『選択』の正体はレムリア人が残した非常用のプログラムだったとしても、その存在を自分たちに明かしたのは果たして何者だったのだ？
「──決まっているじゃないですかぁ。そんなのは『塔』を復元させた張本人、カイン・グレゴールを他に除いていませんよぉ」 瓦礫の除去を手伝っていた男が不意に答えを返してきた。どうやら、思考に没頭するあまりに途中から考えを口にしていたらしい。自分でも赤面したのが分かった。
「まぁ、今となっては真相は定かじゃありませんけどね。でもでも、７体に分身したカインのひとりに良心が残ってたとしたら？ 破滅を回避させようと思ったとしたら？ そう考えると、面白いじゃないですかぁ」
男は笑いながらこちらの反応を待つ。彼の意見に対する返答は『その可能性は捨て切れない』という、いかにも慎重なものだった。男の意見は確かに面白くはあるが、あまりに突飛過ぎたのだ。
「アハハ、冗談ですよぉ。あなたが難しい顔をしてたものでつい……ね」
彼は意味ありげな笑みを残して作業に戻っていく。それは本当に冗談だったのか？ 答えを聞く前に男の姿は人込みに消えていた。
■感想＆その他
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