ロマンスは剣の輝きⅡ　配信メール　from ファティマ
月日内容
1211２度も人間から停戦を申し出てはゴブリンをつけあがらせるだけ。ますます戦闘を長引かせてしまう、というのがクリスト将軍の主張でした。彼は戦闘を続行し、物資の欠乏によって苦戦しながらも多数のゴブリンを討ち取ることに成功しました。そうしてから、強気な姿勢で降伏を呼びかけ、それを妥協する形で休戦に持ち込んだ、というわけです。
1119セドナは漁港として栄えたました。現在は潮流が変わっていますけど、当時は寒流が流れ込んで、魚介類だけではなくアザラシや鯨なども捕れたんですわ。大アザラシの牙や皮で作られた武具は実用品としても芸術品としても優れていたと言われます。北方の火山帯のおかげで温泉も湧き、保養地としても高い人気を誇ったそうです。
116「包囲して敵を混乱させ、その隙に補給を絶って、まともに戦わずに勝つ」というウィンバムさんの戦術はその後も効果を発揮し、第３次、第４次の討伐隊を撃退します。しかし、さすがにここまでくると、一介の無法者という扱いではなくなってしまい、王家も騎士団を投入して、本格的な討伐を行うことを決定します。
1022犯罪者が出ると、フォマール伯爵は詰め所に連絡して街の一定区画の路上を閉鎖します。そしてその閉鎖区域を外側から一軒ずつしらみつぶしに調べていくんです。こうして包囲網を徐々に小さくしていって、最終的に逮捕に追い込みます。この効果は絶大で、とくに犯人をかくまう家が激減したと伝えられています。
1020「デストグラーン人名録」の２人目は、「史上最強の警備隊長」と唱われる元バラン警備隊長フォマール伯爵。この方は若い頃、近衛騎士団で活躍したんですが、20代半ばで大怪我を負い、騎士としては引退を余儀なくされます。それで宮廷伯としてバランの警備隊長を拝命したんですが、ここからが彼の本当の人生だったんです。
109こんばんは。せっかくの週末、３連休の方も多いでしょうけど、あいにくの台風ですわね。それにしても今年はよく台風が来ますわね。しかも今度は特大級の台風だそうで、本当にもうなんと言っていいのだか。これから暗くなってきますし、台風が通ることが予想されている地方の方は、十分にお気をつけくださいませね。
102ギド周辺は乾燥帯に属し、一年を通して雨が少なく乾燥しています。隣接する森が極端な乾燥から守ってくれていて、水の供給源にもなっていますが、それでも寒暖の差は激しく、農業生産力は低いですわね。デストグラーン大沙漠を創った魔法暴走の余波がまだ残っていて、時折、予測不可能な天変地異に襲われることもありますわ。
101バージル周辺は、１年を通じて温暖で、暮らしやすいところですわ。年の前半は乾期で、平均気温が20～25度。30度を超す日もありますけど、湿気が少ないので快適ですわよ。後半は雨期で雨の日が多いですけど、冬でも平均気温が15～18度あるので、やっぱり快適です。ポルトガルのリスボンやポルトあたりのイメージですわね。
928リル王国の北西部、ダリル村があるあたりは、海面との高低差が少ない低地帯となっています。水利に恵まれていますが、土壌に含まれる塩分の濃度が高く、農耕には向いていません。気候は温暖で、冬でもあまり寒くならないため、食糧問題さえ解決できれば住みやすいところです。オランダやベルギー北部のイメージでしょうか。
921バランから西南方向、エルムの廃墟方面へ向かうトゥルークの南西部は、現実世界で言えば、イタリアからフランスにかけての海岸線、つまりピエモンテからプロヴァンスにかけての気候に似ていますわ。海、平野、森と、環境には恵まれているんですけど、モンスターが多数棲息しているため、大きな集落は存在しないんです。
918コンストラクトクリーチャーは、機械に似ていて、創造主に言われた命令を忠実に実行します。あまり複雑な命令は無理ですが「ある特定の行動をする者（またはしない者）を攻撃しろ」くらいの条件ならば理解できるので門番や番人には最適ですわね。たまに、創造された後で制御が失なわれて、野生化することもあるみたいですわ。
917デーモン、アンデッド、亜人、魔獣と説明してきましたけど、もうひとつ忘れてはならないのが「コンストラクトクリーチャー」、つまり、魔法によって生み出されたモンスターですわね。動物や魔獣を改造したキメラ、植物から創造されたスライム、本来生命を持たぬ物体に仮の命を与えたゴーレムやホムンクルスなどがいますわ。
913亜人は知性を持っているので、障害物や罠などを仕掛けたり、待ち伏せや挟撃などの戦術も用いてきますわ。通常、集団で行動しているので、相手がゴブリンやオークでも油断すると足下をすくわれるかもしれませんわね。言葉が通じれば交渉可能ですから、明らかに敵とわかっている場合以外は、穏便に接したほうが賢明ですわ。
910アンデッドには、肉体を持つ者と霊体状態の者の２種類がいます。スケルトン、ゾンビ、グール、マミー、デュラハン、リッチ、ヴァンパイアなどが前者、死霊、幽霊、怨霊、幽鬼などが後者になりますわ。霊体状態のアンデッドは肉体を持っていませんから、剣などの物理攻撃が効きません。ここは魔術士か神官の出番ですわね。
98こんばんは。みなさま、アクションの作成お疲れさまでした。今宵よりまたメールの配信を再開いたしますから、よろしくおつきあいくださいませね。ところで、あなたはアクションをメールで送られましたか？　その場合はアクション受領メールが戻るようになっていますので、もし届いていないようでしたら、お問い合わせくださいましね。
827（続きですわ）こうした事情から治癒呪文が発達しました。デストグラーンでは神が実在しているので、神が喜ぶことをして、見返りに恩恵を得ようという現実的な発想が強いんです。見返りのない神など拝まない、という態度ですわね。その手続を定めたのが儀式で、よく出てくる願いを簡略化したのが祈祷なんですわ。（続）
826（続きですわ）どこの地域の、どんな宗教もそうですけど、現世利益を願う宗教では、まず一番最初に来るのが生命の安全、つまり、無病息災というものですわね。デストグラーンでも同じです。とくにモンスターが多いこともあって、死亡原因のトップは外傷。ここから負傷治療の願望が強くなってくるんです。（続）
823（続きですわ）ＰＣ版やＰＳ版との最大の違いは、魔法が「回復」「蘇生」「補助」「攻撃」の４スキルに分かれていて、該当するスキルを取らないとその系統の魔法はいっさい使えないと言うことですわね。また、ＰＳ版にあった特定の神の神官だけが使える特別な魔法もありません。これはなぜかと申しますと……。（続）
820（続きですわ）呪歌の歌詞は太古の種族が使っていた音楽的な言語。ゆえに吟遊詩人は、その音を再現し、そこに自分の好きな言葉を乗せて呪歌と成しますの。人それぞれ好みがあるので、効果は同じなのに詞は異なる、ということもよくありますのよ。師匠と同じ詞を歌うのが普通なので、師弟関係も見極められるのだとか。（続）
813こんばんは。みなさま、週末をいかがお過ごしですか。さて、申し訳ありませんけど、８月１４日と１５日の２日間、お盆休みを戴きます。メール配信の再開は８月１６日となります。連日暑い日が続いていますので、体調など崩されないようにご注意くださいませ。それでは、週明けにまたお会いいたしましょう。
812（続きですわ）魔法の使用を危険視する人はいますし、その数も決して少なくありません。でも、デストグラーンから魔法が消えるとしたら、それは魔物がすべて消えた時でしょう。魔法なしで魔物に勝つのが難しい以上、魔法の使用そのものを止めるわけにはいかないのですから。もちろん濫用には注意が必要ですけども。（続）
811（続きですわ）魔法がマナを歪めるということを危険に感じる人は少なくないようですね。中でもとりわけエルフは嫌がるようです。これは彼らが自然と共存し、自然の守護者であることを任じているせいでしょう。ただ、人間と交流した経験を持つと、あまり気にしないと言われます。エルフにも個人差があるのでしょうね。（続）
810（続きですわ）ただ、魔術士たちの言う杞憂が真実なのかはわかりません。というのも、現在はともかく過去には、マナの回復力を超える魔法の行使があったからです。それがデストグラーン大沙漠ですわ。あの広大な地域はかつては緑豊かな大地だったのです。それが魔法の暴走で、あぁなってしまったのですから。（続）
85（続きですわ）「テミルの和解」はただの伝説だとも言われますわ。ハッキリした証拠があるわけではないので確かめようがないんです。でも、あくまで真実という人や、伝説でもその精神が尊いと主張する人も少なくありません。その気になれば誰とでも話し合いは成り立つ。この逸話の教訓はそこかもしれませんわね。（了）
82こんばんは。妖魔と人間との確執の深さについては、昨日もお話しした通りなんですけど、世の中にはなんでも例外というものがあるんです。つまり、人間でありながら妖魔に同情したり、妖魔であっても人間に肩入れする者がいるわけですね。本当に、ごくまれな例ではあるんですけど、でも確かにそうした事例はあるんです。
731こんばんは。昨日から妖魔の話を始めていますけど、彼らが通常のモンスターともっとも違うのは、知性を持ち、そして集団を構成している、という点です。ゴブリンのような下級の妖魔でさえ、リーダーに率いられ、組織だって攻撃してくれば、けっこう脅威になります。ごまかしや罠も使ってきますから、要注意ですわよ。
729こんばんは。なんだか、台風が来ているようですけど、あなたの周りは大丈夫ですか。とくに西日本の人には最悪な週末になってしまいそうですわね。今年は水害に見舞われる地域があったりして、水の害が多い年ですわね。ゲームもいよいよこれからというところですし、くれぐれもお気をつけくださいませね。
721こんばんは。悪魔講座の第２回目ですわ。破壊神は封印によって現世との関わりを断ち切られていますが、それでも特定の場所やアイテムなどにその力が込められている場合があるんですの。破壊神はこれを手がかりに、人間や他の種族に呼びかけ、影響力を残し続けようとします。それに引っかかったのがいわゆる邪教徒ですわね。
719こんばんは。今週は『ロマ剣Ⅱ』世界における悪魔の概念について、何回かに分けて説明していきますわ。全員で共通の話題を話していきますので、メッセージの送り主が異なっても心配ご無用ですわよ。さて、その第１回。まず悪魔とは、太古の戦いで敗れて封印された、破壊神とその眷属のことを指します。これが基本ですわね
715こんばんは。今日は寿命についてお話しします。医療技術が未発達なこの世界では、出産、乳児期を無事に過ごすこと、病気にかからないこと、長寿を迎えることなどは、すべて神の恩寵と考えられます。人間の場合、最長で100歳ぐらいの寿命を持ちますが、その多くは60歳前、だいたい50過ぎぐらいには亡くなってしまいます。
714こんばんは。今日は、この世界の教育水準についてお話ししましょう。デストグラーンでは、ほとんどの人が文字を読めます。ただし、これはお店の看板など、繰り返し使われるものを経験上覚えているという意味で、そう考えると文字というより記号に近いかもしれませんね。本を読める人は専門の教育を受けた人だけです。
710こんばんは。今日はデストグラーンの村についてお話ししましょう。人口はどこも数百人以下、小さいところになると100以下も珍しくありません。辺境の、比較的安全で住みやすいところに畑を切り開いて、それで食べられるだけの人が暮らしているんsです。そういう生活なので、「裕福な村」というのはまずありませんね。
79「こんばんは、いかがお過ごしかしら？　暑くてバテたりしていらっしゃらないといいのですけど。デストグラーンでは、バラン周辺が一番住みやすいですわね。ミレリアやバルキサスなどの村は避暑にも適していますのよ。ちょっと耕地が乏しいですけど。」
76こんばんは、今日はリル駐留トゥルーク軍の指揮官、リカルディン伯爵のことをお話ししますわ。この方、なかなかのインテリで、農業や土木にかなりの深い知識をお持ちです。領地経営も巧みで、伯爵の領地はずいぶん豊かなんだそうですわよ。いかにも復興が主業務という駐留軍の性格に沿った人選ですわね。
73こんばんは。昨日に引き続いて、ＰＣ版から登場するＮＰＣをおひとり、紹介させていただきますね。バガスさんです。この方、盗賊で裏の組織ではちょっと名の知られた方らしいです。ま、あくまで本人がそう自称しているだけなんですけど。２代目シャドウブレイドと浅からぬ縁があるようで、何でも復讐に燃えているとか。
71こんばんは。今日もスキルのお話しをさせていただきます。知識系に「読み書き」というスキルがありますけど、これがなくても文字が読めないというわけではありません。このスキルは、ある一定以上のレベルの文章を読んだり、書いたりできるという意味で、つまり文章が上手い人、と解釈してくだされば結構ですわ。
629こんばんは。今日は、クラスのガイドをいたしますわね。富貴系というカテゴリーがありますけど、ここにいる方々はいわばこの世界の指導層にあたりますの。書記官、司書、法律家、会計士の４クラスは、国家の官僚であり、有力者のブレインである方々。インテリタイプのエリートが集結しているポジションといえるでしょうね。
626こんばんは。今日はキャラ作りのちょっとしたアドバイスを。あなたがベテランならうるさいかしら？　まあ、怒らずに聞いてくださいね。キャラクターをリアルにするには、冒険者になった理由、つまり動機を考えるとよろしいですわよ。そうですね、わたくしから一例を挙げるとすれば、「復讐」なんていかがでしょう？ ふふふ。
625こんばんは、今日は『ロマ剣Ⅱ』世界の文化についてお話しします。この世界はまだまだ地方分権的で、王国があるといっても、そんなに絶対的な力は持っていないんです。そんな中にあって、唯一、全大陸的な組織を持っているのが神殿。バランにいる誰かさんが諜報活動などに勤しんでいるのは、この組織力のおかげですわね。
623こんばんは。今日はもうすぐ発表になる各クラスの取得スキルについて説明いたしますわね。わたくしの担当は「錬金術師」。取れるスキルは「人体知識・動物知識・植物知識・魔獣知識・悪魔知識・死人知識・薬学・化学・読み書き・地質学・鉄材加工・冶金・醸造・修理・調合」。うふふ、いかにもなスキルが並んでいますわね。
622こんばんは、ご機嫌はいかがですか？　芸能人や芸術家系のキャラクターを考えている方は、何よりもいいパトロンを捜すことを考えてくださいね。この時代、まだまだ芸術は限られた上流階級のものなので、生活を保障してくれる人を見つけないと食べていくのは難しいんです。貴族や大商人が一番の狙い目ですわよ。
621こんばんは。今日はずいぶん天気が荒れていますけど、大丈夫ですか？雨もいやですけど、風も怖いですわよね。昔、嵐の晩にとあるお屋敷で踊っていたら、突風で屋根が吹き飛んでしまって。風で衣装がまとわりつくから面倒になって脱いじゃった時がありましたわ。……まあ、かえってウケはよかったんですけどね。
620こんばんは。今日はわたくしが今いるエンダール公国の都、フィルカナルについてお話ししましょう。ここは、バラン、リルシティと並ぶデストグラーン３大都市のひとつですの。バランほどの活気はありませんが、洗練された街並みが続く、高い文化を持った街です。芸術の理解者が多いのでパトロン探しにも向いていますのよ。
620こんばんは。今日はわたくしが現在契約を結んでいるエンダール公爵さまのことをお話ししましょう。数ヶ月前にそれまでの当主が亡くなられ、その跡を継がれたのが現公爵さまですの。普段は寡黙な方なんですけど、うちには秘められた情熱があるらしく、そのせいか、激しく情熱的な舞をご所望になることが多いですわね。
619こんばんは。今宵はクラスのお話などいたしましょう。わたくしのクラスは、いうまでもなく「踊り子」です。このクラスは芸能系と呼ばれるグループに分類されているんですが、わたくしはその前にいくつかクラスチェンジをして歌唱や奇術といったスキルも他のクラスで取っているんです。芸に幅を持たせられるためですわね。
618はじめまして、こんばんは。このたびはご参加いただき、ありがとうございます。今宵よりお相手させていただきますので、どうぞよろしく。あら、わたくし、新参ですのでお気に召さないかしら？　その時はどうぞお好きな方をご指名くださいね。でも、わたくしならでは、というお楽しみもありますわよ。うふふふ。
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