| 月 | 日 | 内容 |
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| 9 | 2 | （続きだ）マナを操る魔術魔法、失われた音楽言語を駆使する呪歌、神への敬意と引き換えに恩恵を授かる祈祷。デストグラーンに存在する３つの魔法体系についての説明は、今日でひとまず終わるとしよう。何か関心のある話題があったら、よかったのだがな。知識は人生を生きるために重荷とはならぬ。また語り明かそう。（了） |
| 7 | 9 | 私は暑さを感じぬが、それにしても真夏というのは、あまり歓迎できる季節ではない。特にこの時期にゾンビを作り出す馬鹿者は一度殺した程度では許せぬな。ただでさえ見苦しい姿がさらに腐敗を速め、悪臭まで放ち始める。まったく不快極まる話だ。 |
| 7 | 7 | 人間は古来、星に特別な意味を持たせることを好む。それはいかに天を見上げて暮らしてきたかの証明だ。人間の文明は、空を見て築き上げられてきた。空には希望があり、崇高さがあるという認識の現れだ。ゆえに、禍々しきもの、悪しきものは地に潜む。神は天にあり、地獄は地の底にある。今宵は七夕。ふとそんなことを考えた。 |
| 6 | 30 | 今宵の気分はいかがかな？ さて、今日はスキルの話だ。野外系にある「調教」と「手なづけ」。しかるべき教育を施し、意のままに従わせるのが「調教」、慕わせ、友誼的な関係を結ぶのが「手なづけ」だ。常識的にいえば、「手なづけ」ではややぬるいかもしれぬ。やはり絶対的な忠誠を得るには、やはり「調教」せぬとな。 |
| 6 | 27 | 今宵の気分はいかがかな？ トゥルーク、リル、エンダールは鼎の３本の足。ひとつが折れたことで、勢力の均衡は大きく失われた。倒れた鼎を立て直すには、折れた足を直すか、新たな足をつけてやるしかないのだが……さて、トゥルークの王やエンダールの公爵はどう出る？ そしてリルの人間どもはそれにどう対応するかな？ |
| 6 | 25 | 今宵もまた読書にふける……この世界には印刷術がないため、本はすべて写本だ。限りある一生の大半を費やして、いとも凝った写本を作る人間も少なくない。そのことを考えると、本は人間にとって貴重なのだろう。だが、多くの人間は読んだ本の内容を吟味し、実践したり、応用したりしない。なんとも不思議なことだ。 |
| 6 | 20 | 闇に浮かぶ梢を縫って月明かりが差し込む。闇が深ければ深いほど、そこに差す光は神々しい。光と闇。永劫にまじわらぬ２つの存在。だが、互いは必ず互いをともない、互いが互いだけでは存在しえぬ。闇に生きながら、光の加護を受けし我などは、その狭間に立つあだ花か。されど異形なればこそ、見えることも、またある。 |